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第2章-3 敵キャラクターに名前を付けていく
シナリオの組み込みが完了したのでゲームとしての体裁を整えていくため
仮のデータを与えていた敵キャラクターの名前を設定していくことにした。
出現する敵キャラクター(全16種類)に名前を付けていくうえで3つにグループ分けした。
1:ランダムエンカウントで出現する一般的な敵のグループ(12種類)
2:イベントでのエンカウントで遭遇する敵のグループ(4種類)
3:2のグループに含まれるがシナリオ進行で最終ボスとして遭遇するもの(1種類)

敵キャラクターの名称を決定するうえでほとんどは既存のRPGでも見慣れたものであることを基本とし、引用元としてインターネット上で無料公開されているD&D BASIC RULES[https://dnd-jp.com/tools/]の中からごく普遍的な敵キャラクターの名称を利用することとした。

引用元の商標問題を回避するのは命名のルールとして最優先に置き、
イベントでのエンカウントで遭遇する敵はゲーム中での遭遇場所にふさわしいものを引用して候補に入れることにした。
シナリオの規模やシナリオの進行からだいたいのキャラクターのイメージを決めて、なおかつすでに設定済のゲーム進行中の他キャラクターより格上の存在として複数のアイデアを出していくことにした。
ランダムエンカウントで出現するグループのものはシステムの都合上若い番号のものほど弱く番号順に強いものになるとして設定を行った。

最終ボスキャラクターの名称は特別にこの作品固有のものとしてオリジナルで創作するものとし、名称も固有のものを付けることとした。
名前を付けていく前提として最終ボスキャラクターのイメージを練っていく必要があり、シナリオの舞台となる範囲が非常に狭いこと、プレーヤーキャラクターが単身で討伐する対象であることなどから
・大作RPGの最終ボスのような長い冒険の果てに現れるものすごく強力な存在ではない
・比較的大きく通常エンカウント敵の最大サイズぐらいの怪物である
・あまり詳細な背景設定はしていないが恐れられている感じを出したい
といった条件付けをしていき、大きな怪物、小さなエリアを支配してなにかを貪るイメージの存在として貪るの英語devourをもとにdevour-er(デバウアー)と名付けることにした。

・敵番号と対応する敵キャラクターのリスト(すべてMSX用プログラムでの表記)
敵番号
敵名称
0
ラット
1
リザード
2
ジャッカル
3
コボルド
4
ゴブリン
5
オーク
6
ゾンビ
7
ライオン
8
タイガー
9
ケンタウロス
10
ガーゴイル
11
オーガ
12
ストーンゴーレム ※イベント敵
13
サンゾク ※イベント敵
14
マドウシ ※イベント敵
15
デバウアー ※イベント敵/最終ボスキャラ